【ゆる雑学クイズ】13日の金曜日は恐怖の日!実際のところどうなの?
皆さんこんにちは!
知らなくても生きていけるような、微妙な雑学をクイズでお届する、【ゆる雑学クイズ】のコーナーです。
今日2本目の【ゆる雑学クイズ】ですが、またまた13日の金曜日に関する問題です。
1本目は、13日の金曜日は、なぜ恐怖の日なの?その由来は?というタイトルで13日の金曜日の謎に迫りましたが、
今回の【ゆる雑学クイズ】は
問題
13日の金曜日は恐怖の日!実際のところどうなの?
13日の金曜日は本当に恐怖の日なのかを解明します!
13日の金曜日を病的に恐怖する人がいる
日本では、あまり知られていませんが、ドイツ・フランス・アメリカなどのキリスト教圏では、13日の金曜日を不吉な日として病的に恐怖する人がいるといいます。
「13日の金曜日恐怖症(paraskavedekatriaphobia)」という名称が付いている程で、病院に行って恐怖に打ち克つ為のカウンセリングを受ける人もいるのだとか!
さらに、13日の金曜日には、「この日に何かするのを不吉だ」と、恐れる人々が多いため、毎年大体8億円から9億円程度の経済的損失があるとも言われています。
日本における「仏滅」と同じようなものですね。
過去の13日の金曜日に起きた恐怖事件
キリスト教圏で、そこまで恐れられている13日の金曜日はどれほど恐怖なのでしょうか?
過去の13日の金曜日に起きた、恐怖事件を調べました。
1942年11月13日の金曜日
第三次ソロモン海戦。第1夜戦がアメリカでは Battle of Friday the 13th とも呼ばれる。
1972年10月13日の金曜日
ウルグアイ空軍機571便遭難事故
1996年9月13日の金曜日
ラッパーの2PACが銃撃され死去
2004年8月13日の金曜日
沖国大米軍ヘリ墜落事件
2012年1月13日の金曜日
コスタ・コンコルディアの座礁事故
2012年4月13日の金曜日
北朝鮮によるミサイル発射実験。発射は失敗
2015年11月13日の金曜日
フランス・パリ同時多発テロ事件
確かにこうしてみると、恐怖事件が起きているようにも見えます。
しかし、歴史的にみるとこういった事件事故は、定期的に起きているので「13日の金曜日」に極端に偏って起きているとは思えません。
13日の金曜日は本当に恐怖なのでしょうか?
一つ例を挙げると、医療現場において「13日の金曜日は不吉」と信じる人が多いと言います。
日本には「病は気から」ということわざがありますが、患者の精神状態が病症に影響を与えることを考えれば、13日の金曜日は危険だと言えるかもしれません。
しかし、根本的にはそれは「気のせい」です。
もう一つ、心理学の用語で「確証バイアス」というものがあります。
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。 認知バイアスの一種。
心理学によると、13日の金曜日に悪い事が起こると、人はそれと結びつけて考えるが、何事もなく過ぎた13日の金曜日のことは都合よく全部忘れてしまうだというのです。
これについて、私の実体験を一つ。
私がデジタル時計を確認する時、なぜか「4:44分」と「11:11分」という時刻であることが多いのです。
体感では、3日に一回ぐらい目にする感覚です。
この現象は子供頃からで、なぜいつもこのタイミングなのだろうと日々不思議に思っていました。
一日1440分の中で「4:44分」と「11:11分」は2回ずつ、計4分間なので、デジタル時計を見た時にこの時間である確率は単純計算で360分の1なのです。
デジタル時計を一日に2回確認したとすれば、半年に1回お目にかかるぐらいの確率です。
それなのになぜこんなにも見るのだろうと・・・
しかし、ある時ふと気が付きました。
この二つに時刻って、特殊な時刻ですよね。
「11:11分」のように同じ数字が4つ並ぶ時刻は他にありません。
また、「4:44分」は不吉な数字です。
日本では、4は死と結び付けられているので、それが3つ並ぶ「4:44分」は見た時にインパクトがあります。
つまりどういうことかというと、「4:44分」と「11:11分」は見た時に印象に残りやすいという事です。
私は恐らく、他の人より無意識に時計を確認することが多いのだろうと思います。
無意識に時計を確認するが「4:44分」と「11:11分」は意識してしまう。それ以外の時刻の場合は意識しない(時計を見たことに気が付いていない)と考えられます。
そして、この現象が子供のころから続いたことで、「4:44分」と「11:11分」を見た時に「まただ!」とさらに強く意識するようになっていったのでしょう。
話がそれましたが、13日の金曜日についても同じことが言えるのではないでしょうか。
悪い事が起こると、「13日の金曜日だから悪い事が起こった」と考え、何も起きなければ、記憶から消えてしまうという事なのです。
というわけで、
問題
13日の金曜日は恐怖の日!実際のところどうなの?
の私の出した答えは
気のせいです。
今日、2018年7月13日の金曜日には何も起こらなければ良いですね!
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最終更新日: 2019年7月9日
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