【ゆる雑学クイズ】13日の金曜日は、なぜ恐怖の日なの？その由来は？

皆さんこんにちは！

知らなくても生きていけるような、微妙な雑学をクイズでお届する、【ゆる雑学クイズ】のコーナーです。

本日2018年7月13日は金曜日、そう！恐怖の「13日の金曜日」なのです。

ところで、皆さん。
13日の金曜日になぜ、そんなにビビっているですか？

13日の金曜日が、恐怖の日と言われいるのはいったいどうしてなのでしょう？

というわけで、今日の【ゆる雑学クイズ】は

問題
13日の金曜日は、なぜ恐怖の日なの？その由来は？

「恐怖の日」と言われているけど、あまり深く知られていない「13日の金曜日」の謎に迫ります！

「13日の金曜日」と聞くと、ジェイソンが頭に浮かぶ、という人が多いのではないでしょうか？
1980年にアメリカで公開されたホラー映画の「13日の金曜日」。
チェーンソーを持って人を襲うという圧倒的な恐怖に、小学生だった私はしばらく一人でトイレに行けなくったのを覚えています。

日本で「13日の金曜日」が恐怖の日と言われ出したのは、この映画の影響といっても過言ではないでしょう。

しかし、この映画が恐怖の日の由来ではありません。
アメリカで元々、不吉と言われている「13日の金曜日」を、映画のタイトルに使ったに過ぎないのです。

逆に言うと、アメリカでは「13日の金曜日」は恐怖映画のタイトルに使われる程、不吉な日という事なのです。
なぜこんなにも「13日の金曜日」なのでしょうか？

キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日？？

「イエス・キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている」
は間違い！

不吉な「13日の金曜日」の由来で、「キリストが処刑された日が13日の金曜日」という説がありますが、これは微妙に間違いです。
キリストが処刑された日は、確かに金曜日でしたが13日だったかどうかは定かではないのです。
また、聖書のどこを読んでも「13」が不吉だど読み取れる文はありません。

13はなぜ不吉なのか

しかし、キリスト教圏では13人で食卓を囲むのは非常に不吉と考えらています。
これは、ダ・ヴィンチの絵画でも知られる「キリストの最後の晩餐」に、キリストと弟子を合わせて13人がおり、13番目の席についていたとされるユダはが、キリストを裏切ったことから、13は忌むべき数字と信じられているのです。

また、キリスト教以外でも西洋文化にはもともと、12個を一組とする「ダース」と言う数え方があります。
日本では鉛筆と、お菓子の「DARS」ぐらいにしか使われていませんが、1～4の全ての数字で割り切れる「ダース」は西洋では「完全数」と言われて広く使われているのです。

聖書でも、キリストの弟子も12人だったり、イスラエルの部族も12部族だったりという記述があります。
それ以外にも、1年は12ヶ月だったり、星占いは12星座、
さらには東洋でも、干支は十二支だったりしますよね。

そんな「完全数」の「12」ですが、一つ増えるとどうでしょう？
「13」になると、途端に素数。
１と13以外の全ての数字で割り切れません。

そんなわけで「13」番目は邪魔者で災いを起こす元という考え方があるのです。
13番目のユダ・イスカリオテが、キリストを裏切ったように。
さらに、北欧神話では12人の神が祝宴を催していた際に、招いてもいない13人目の客「ロキ」が乱入して人気者の「バルドル」を殺してしまったとされていて、キリスト以前の時代から「13」番目を忌むべき数字とする文化があったようです。